Windows XPのサポートが2014年4月に終了したことで、IE6を切り捨てる大きな理由ができ、Web制作関係者は歓喜に包まれたことでしょう。また同時に、企業での導入があまり進んでいなかったマイノリティなWindows Vista(IE7)も、これ幸いとまんまと切り捨てることにも成功しました。
なのでIE8からできるようになったことをざっくりと書き出してみました。
- box-sizing が使える
- display: inline-block、table、table-cell などが使える!
- table タグのプロパティが強化された
- :before、:after 疑似要素が使える
- :focus 疑似クラスが使える
- マウスオーバーでimgタグのaltが勝手に出なくなる
などなど。
また、個人的にはマークアップ時に
- zoom:1 とかいうIEハックが必要なくなった
- float を使う機会が少なくなった
- 上記により clearfix を使う機会が少なくなった
このあたりがXPサポート終了後に変わりました。
それから、各種セレクタやプロパティなどを改めて勉強し直すいい機会にもなりました。
いいことずくめですね。
なお、JavaScriptもIE6,7を切り捨てることでできる(楽になる?)ことがかなり増えるようですけど、私にはよく分からないのでここでは割愛します。
参考にしたWebサイト
CSS Differences in Internet Explorer 6, 7 and 8
Learning IE8